デビットカードで安心ショッピング

クレジットカードを利用する際、買い物の代金はカード会社に代行して支払ってもらうため、支払いをカード会社に立替えてもらう形になります。そのため、口座から引き落としがかかるまでの間、一時的には一種の借金をしている状態になります。

クレジットカード料金の引き落とし日は、いわば借金の返済日であるともいえるわけです。

クレジットカードは便利ではあるものの、人によっては一切借金をしない主義の人もいますので、カードを絶対に持たない主義の方も少なくありません。

一方、デビットカードの場合は銀行口座と連携しており、口座の残高から即時決済で直接支払いがなされるため、残高以上の買い物をすることができません。そのため、カード会社に支払いを後払いで立替えてもらう借金ではないので、返済不能になる心配がなく、安心して利用することができます。

また、借金ではないため、返済能力についての審査も必要なく、たいていの場合は誰でもデビットカードを作ることができます。ただし、銀行口座と連携しているため、銀行口座の開設で審査が通らない場合にはデビットカードの審査に落ちてしまうケースもあるかもしれません。

いずれにしても、デビットカードの場合は与信審査が必要ないため、高校生でも利用できるクレジットカードといえます。

このデビットカードの実用性についてですが、最近では一般的なクレジットカードとほぼ同じように利用できるようになりました。ビザカードやJCBカードなど、外から見ただけではデビットカードとクレジットカードの区別はつかないかもしれません。ネット上でも実店舗でも、どこでも問題なく利用できるようになってきています。

以前まで、このデビットカードを発行しているカード会社は、数えるぐらいしかありませんでしたが、最近ではどの銀行でもデビットカードを発行されています。

有名な会社としては、以下の銀行があります。

主にネット上で利用する場合、カード番号とセキュリティーコードだけをもらえる「カードレスデビット」(※ジャパンネット銀行)などもありますので、カード番号を定期的に使い捨てで利用することもできます。定期的にカード番号を変更することで悪用されるリスクも減るため、安心して利用することができます。